「美愛、起きて。遊園地着いたよ。」

「ん~ん~」


起きないし・・・


「美愛、遊園地だよ。起きよっ!」

「ふぇ?」

「遊園地っ!」

「うそっ!あたし寝てたの?」

「うん。爆睡してた。」

「うわ~ごめんね・・・」

「いいよ。ほらっ行くぞ!」


車を降りて入場券売り場に向かった。


「さすがに休みの日たから混んでるね・・・」

「まぁな・・・美愛こっちだよ!」


でも誠が向かったのは入場口だった。


「チケットは買わないの?」

「はいっ。ど-ぞ!」


誠から手渡されたのは遊園地のチケットだった。