しばらくしてあたしは寝てしまった。


「何が大丈夫だよ。」


車を止め後ろの席に置いてあった毛布を美愛にそっとかけた。


「俺には甘えていいんだぞ・・・」


車内に流れていた音楽を止めてまた走り出した。


「あ~道混み過ぎだろ・・・」


事故のせいで道路が渋滞していた。


目を横にやると美愛が気持ち良さそうに寝ていた。


「まぁいっか!」


美愛かなり疲れてたみたいだし。


予定より1時間遅れて遊園地に着いた。