迎えが来た。


「お待たせいたしました。」


あたしたちは車に乗り込んだ。


「ねぇ誠」

「なに?」

「みんなに紹介してくれてありがとう。」

「当たり前だ。
絶対にこの手話さないからな。」

ずっと繋いでた手を強く握った。

「うん。あたしも。」


しばらくしてして家に着くと飾り付けのされた部屋に通された。


するとそこにはもうみんな帰っていた。


パ-ン パ-ン


あたしが入るといろんなところからクラッカ-が鳴った。


そしてまたパ-ティ-が始まった。