「美愛・・・本当におめでとう!俺も美愛に報告があるんだ。」
誠の腕の中に包まれたまま続けた。
「美愛が俺に教師を続けるか経済学を学ぶか自分で決めてって言ってくれたじゃん。」
「うん。」
「俺・・・教師辞めて経済学を学ぶことにした!」
「そっか!あたしは誠が決めたことならなんでも応援するよ!」
「ありがとう。それでな、いきなりなんだけど俺、春から副社長になるんだ。」
「ふ・副社長?すごいじゃん!」
「ああ。まぁ簡単に言えば親父のパシリなんだけどな・・・でもそっちの方が早くいろいろなことが学べるから!」
すごいね・・・
いきなり副社長だもんね・・・
次期社長さん