「美愛~こっち。」

あっいた。

「ぢぁ早速話してね。あっおじさんありがと。」

あたしが行くといつもコ-ラを出してくれる。

「いいえ。ごゆっくり。」


「うん。俺・・・たしかに瑠海が好きだ。瑠海も俺が好きだ。」
「じゃ両思いじゃん!」

「俺な瑠海を幸せにする自信はある。でも実際には出来ない・・・」

「はっ?意味分んないし。」

「俺、中学卒業したら働くんだわ。俺、小6の時親から捨てられて今母方のお婆ちゃんのとこにいる。
今までたくさん迷惑かけて来た。もうこれ以上迷惑かけられないから・・・だから中学卒業したら1人暮らしして働くんだ!」

「ごめん・・・ごめん・・・聖ちゃんのこと何にも知らなかった・・・」

つい昔みたいに聖ちゃんと言ってしまった。