12時にやっとテストが終った。
「あたし落ちたわ・・・」
校門のところでは聖剛がいた。あたしたちが心配だから学校サボって来てくれたらしい。
待っていると瑠海が今にも泣きそうな顔でこっちに来た。
「美愛~あたし絶対落ちた~」
あたしに抱き付き泣き始めた。
「あたしもだよ~」
「せっかく勉強したのに~」
あたしと瑠海が泣いているのを困った顔で聖剛が見ていた。
「あ~!もぅしょうがないよ!こういう時はカラオケでも行くぞ!」
「聖剛・・・そうだよね・・・」
「そうだよね。瑠海歌いまくりに行こう!」
ということで、あたしたちはそのままカラオケに来た。