誠に今日のことを話した｡
「あたしね瑠海も志望してるつばさ高校なんてどうかな？って思ってるんだけど･･･」
「つばさ高校かぁ･･･あそこは進学率もそんなに悪くないしいいかもな！」
「瑠海がね勧めてくれたの！あたしの学力ならもう少し頑張れば単願でいけるはずだよ！って｡」
「そうだな｡美愛の成績だと内申あと2つはあげなきゃ単願だとちょっとキツいからな･･･」
「あたし頑張れるから､だから･･･」
あたし瑠海と同じ高校行きたいから･･･
「だから･･･？」
「だから勉強教えて！」
誠が教えてくれたらきっと出来るようになるはず！
「ああ｡いいよ！その代わり片岡と一緒に絶対合格しろよ！」
「うん｡」
あたしの目標が出来た｡
