聖剛は真直ぐ瑠海だけをみていた。


「なぁ瑠海。俺は瑠海が好きだ!どんな奴よりも好きだ!
でも今の俺にはお前を幸せにする自信はない・・・
でもいつか絶対に世界1幸せな女にしてやる!
だから俺と付き合って下さい。」


なんだかいつもより聖剛がかっこよく見えた。


「幸せにしてくれなきゃ嫌だからね!馬鹿聖剛!」


瑠海は幸せそうに笑ってそう答えた。


「ありがとう瑠海、美愛。」

「あたしは何にもしてないよ!
瑠海も聖剛もすれ違うことがあっても絶対別れちゃだめだからね!」

「うん!」
「おう!」


幸せそうな2人だった。


「じゃ、あたしは帰るね!またね!」


あたしは瑠海の家を出た。さすがに2人の邪魔は出来ないから。