「美愛、受験のことは今すぐじゃなくていいからちょっとづつ考えて行こうな。」

「うん。」

「じゃ帰るか!俺の車持って来たから!」


荷物を持って誠が運転する車で家に帰った。

車の中にはあたしたちの好きな曲が流れているだけだった。


家に着いて着替えてリビングに行くと誠が台所に立って何かを作っていた。


「あっ!美愛着替え終った?」

「うん。」

「いま美愛の大好きなカルボナ-ラ作ってるからちょっと待ってて。」


30分もしないうちに完成した。