―コンコン― 「失礼します。誠様、美愛様、旦那様と奥様がお呼びです。」 「とうとう来たか。美愛行こうか。」 あたしの手を握った。 「うん。」 あたしたちは誠の両親がいる部屋に行った。 なんだか嫌な予感がする・・・ なんか怖い・・・ 「美愛、大丈夫。ずっとこうしてるから。」 「うん。」 でも誠がいればなんとなく大丈夫な気がする。 だし何かあったら誠が守ってくれるって言ってくれたし。