気付くとあたしはベッドに横になっていた。

起き上がると誠が何やらパソコンをいじっていた。

「あっ!美愛起きたか?親父たちもうそろそろ帰ってくるらしいからな!」

そうだ!あたしがここにいるのは大事な話しとやらを聞くためだった。

「うん!分った。」

でも何の話だろう?
嫌な話じゃないといいな・・・

「美愛おいで。」

誠が手招きをしてきてた。

「なに?」

あたしは誠の隣りに座った。

「不安にならなくても大丈夫だよ。なんかあったら俺が守ってやるから安心しな!」

誠はあたしの気持ちが分かるんだね。