そいつは何食わぬ顔で



私の上にまたがっていた



「ど・・っけ!」



精一杯どかそうとするが力がかなうはずなく



いきなりそいつは私の髪を救って



チュッ



「いつから居たか知りたいんじゃねえの?」



っと、甘く響くような声で言ってきた



「――っ」



「や、めっろ!」



やばい。いろいろヤバイ



早くどかないとこいつに呑み込まれ流される