「・・・・・・・陽太がいるなら大丈夫か。ごめんね。ありがと。」



春奈ちゃんは走っていった。



心配かけてごめんね。ありがとう。



でも、陽太にも迷惑かけられないよ。




「陽太ッいいから。先行って?本当に大丈夫だから。ゆっくり歩いて行くし。」




「俺のことは心配しなくていいから。とりあえず、公園行くぞ。砂落とせ。」




「でも・・・」




「良いって言ってんだろ。ほらッ」




陽太は後ろを向いてしゃがんだ。



これってもしかして・・・おんぶ?