まだ何も食べてない奏斗に朝食を持って行った。




「そこに置いといてよ」


「絶対食べてね?」


「わかってる」


「少しでもいいから…」


「っ…うるさい!」




ビクッ!



何?今の…


今までに聞いたことのない奏斗の声。



何も言えなくなって。

怖くなって。


同時に冷たいモノがあたしの頬を流れた。