「だから、李斗と同じ学校に転校させようと思ってるの!あ、もうご両親には話はついてるわ!」


え?


なんですか?


聞いといて、私に拒否権はないんですか・・・!?


「あ・・・そうですか・・・」


「穂波ちゃんは、それでいい?」


「えぇ。構いません・・・・って、そこってお嬢様やお坊っちゃんたちが通う・・・・?」


「「そうだよ」」


二人に声を揃えて言われ、私はなにも言えなくなってしまった。


「ま、明日から新しい学校生活頑張ってね」


あ、明日っすか!!


随分と、急な話だこと・・・。