「穂波から離れろ!!今すぐにだ!!」


ハルキに言われ、ハルヤさんは舌打ちをしながら私から離れる。


「あの・・・・二人は双子?」


「そう。俺が兄貴でハルヤが弟。でも、ハルヤには気をつけろよ?」


「え?なんで?」


「変態なんだ。気に入ったら、どこにでも現れる」


「ハルキ兄さん!変なこと言うなよ!あ、穂波!俺のことも呼び捨てでいいから!」


そうハルヤに言われ、私は苦笑いしながら頷く。