「うん・・・」


「なぁ、穂波ってさ、もう李斗様にキスされた?」


「・・・・・・うん・・・・。いきなりされて、しかも舌が入ってきた・・・・」


「え・・・・。李子様に聞いたんだけど、穂波って女だよな?」


ハルキに言われ、私は頷く。


「どんまい・・・・。李斗様さ、両親には内緒だけど男でも女でも大丈夫なんだって」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・え?」


「本当。俺も来た時、大変だったもん。キスはされるわ、服は脱がされるわで・・・・」


そう言って、笑うハルキはかっこよかった。