「わかりました」


チュッ・・・・・


「へ・・・・・?」


「敬語無しって言ったろ?穂波」


「ごめん・・・・・・」


「よし!」


そう言うと、李斗様は私の頭を撫でる。


「李斗でいいよ」


「うん・・・・・・」


コンコン――・・・・


「なんだ?」


「すみません!新人が来たと聞いたんで・・・・」


「屋敷の案内か?」


「はい!」


執事服を来た青年は返事をする。