「うわ、細っ!!」


ドキッ


「こら、李斗!!穂波君に失礼よ!」


「あ、大丈夫ですよ。李子様」


「李斗。いくら、穂波君が可愛いからって襲うなよ?一応、男なんだから」


「父さん。俺は、男に興味ないから・・・・・」


苦笑いをしながら、李斗様は言う。


ワンッ!


「わっ・・・!」


突然現れた大きな犬に驚き、私はよろばってしまう。