ぼくが眠っていたときだった

ぼくは何に追いかけられて

一本の道を

ほかの犬と進んだ。


もしかしてみゆきさんに

会えるのかもしれない



「ごめんね」


そう聞こえた気がした

みゆきさん?ううん

あのときのおばさんだ