時間なんて分からなかった

どうしていいか分からず

ただただ

くちびるをおしあて

そっと

そっと

キスした。



こんな

やわらかい

物体に

触れた事なんて

なかった。



息をしていいのかも

分からず

ただただ

心が満たされていくのを

感じ



彼女の香りを

ただただ

吸い込むだけで

精一杯だった・・・。