「え?
 
 ・・・あぁ。

 ・・・うん。」

恥ずかしかった・・・。

またまた

全身が熱くなって
体中が痒くなって
血湧き肉踊った・・・

いや、ただただ
全身が熱くなって
体中が痒くなって

前に言った時も
そうとう恥ずかしかったのに

なんでまた聞くんだろうって
思った・・・。

「・・・そっか。

 ん・・・よし・・・。」

小さく言った。

でもたしかに聞こえた。

「なんで?

 迷惑?
 
 やめよっか?」

「え?
 
 やめちゃうの?」

「有香が嫌なら・・・」

「・・・嫌なんて

 ・・・言ってないじゃ

 ・・・ない。」

またまた小さく言ったけど
なにも音のない部屋の中では
はっきりと聞こえた。

「じゃあ。

 ・・・今まで
 
 ・・・通りでいい?」

もう目なんて見れない・・・。

彼女の方すら見れない・・・。

恥ずかしくって
嬉しくって
幸せすぎて
もう
確実に地球が俺を軸に
回ってて
たぶん
太陽系すらも
俺を軸に
回ってて
いや!
ビックバンだ!
いま
ビックバンが起こってる!