悔しさと切なさと
自分に対する怒りで
まくし立てて話す俺の言葉に
伝教師は短い返事で答えてくれていた






「もういいのか?
 全部吐き出したか?

 まだまだ足りないか・・・。」




「・・・・・。」




「・・・・・・。
 さてと!どうする?
 どっか行くか?
 おまえ、バイクあるんだろ?
 ケツ乗せろや。

 とりあえず、おまえん家行くか!」

なんだかわざとらしく
明るく言ってくれてるような

でもそれが
救いになって
俺も空元気がでて
行くか!と腰を上げた