なんかもう
結果報告するのが
日課になってきた
「で？
今日はどうだった？」
会話の一部始終を話し
彼女の態度まで
詳しく状況説明する
「ん～～。
おまえそれ。
脈あるぞ？！
日曜日、告ったら？」
「ん？脈～～？
んなもんあるかよ！
あったらこんな苦労
するかよ！」
「はぁ～・・・。
っとにバカだな～・・・。
なんでそんなに
自信もてないんだよ？！」
「・・・・・。」
「たぶん・・・。
向こうは気が付いてるぞ？
おまえの気持ち。」
「え？ うそ？！
まずいじゃん？！
気まずくなるじゃん？！」
「なんでまずいんだよ！（呆）
気づいてくれるほうがいいだろ！」
「・・・そうかな？・・・」
「ほんとにほんとに
早く決着つけた方がいいぞ！
日曜日告れそうなら告れ！」
「胸を張って言おう！
無理だ！！！！！」
ポカッ！！！
「バカタレ！」
「いって～・・・。
だから無理だってばぁ！
だめだったら
月曜から顔合わし辛く
なるじゃないか！
まだ2年近くも同じ
電車に乗るんだぞ？！
学校来れなくなるじゃ
ねえかよ！」
「あ～～～もう！
分かった分かった！！
好きにしろ！！」
怒って行ってしまう
伝教師・・・
なんでそんなに
急がすんだろう？
ゆっくりゆっくりで
いいじゃん？
今、めっちゃ
楽しいのに・・・
今なら分かるけど
その時の俺は
彼女との
先輩以上友達未満の
関係を
崩したくはなかった・・・
