南雲は戸惑った。そして手紙の内容を告げた事を後悔した。
手紙の内容を告げたのは、命令に従うなと言う為だったと言うのに。
「2人揃っていないと駄目だ。だから君1人で行く事は許さない」
「では破滅の方も行くといえば行かせていただけるのですね?」
「……そう、だね」
「分かりました……」
翌日、破滅側も行くと言った。志那はその場所を教えてもらった。
全て話がついているからなのか、小型カメラを支給された。
何があっても大丈夫なように、研究所と警察でバックアップするそうだ。
「気をつけてね。僕が行けないのが辛いけど……」
「はい…まずはお怪我の治療を優先して下さいね?あとそれから……」
志那は尋ねる。破滅の人間の本名を。彼女曰く、偽名は良い気分がしないそうだ。
手紙の内容を告げたのは、命令に従うなと言う為だったと言うのに。
「2人揃っていないと駄目だ。だから君1人で行く事は許さない」
「では破滅の方も行くといえば行かせていただけるのですね?」
「……そう、だね」
「分かりました……」
翌日、破滅側も行くと言った。志那はその場所を教えてもらった。
全て話がついているからなのか、小型カメラを支給された。
何があっても大丈夫なように、研究所と警察でバックアップするそうだ。
「気をつけてね。僕が行けないのが辛いけど……」
「はい…まずはお怪我の治療を優先して下さいね?あとそれから……」
志那は尋ねる。破滅の人間の本名を。彼女曰く、偽名は良い気分がしないそうだ。