「なぁ雅」 隼人は雅から唇を離すと真剣な顔で雅に言った。 「なに?隼人」 「俺今から雅ん家行ってもいいか?」 隼人は雅に問いかけた。 「何で?」 なにもわからない雅は隼人に問い返した。 「おれ雅のお袋さんに『雅を俺にください!』って言いたいんだよ」 少し照れながら隼人は答えた。