『そうだよね。女の人とキスしてたんだから待ってたわけないよね』

「ならよかった~・・・ねぇ隼人。さっき女の人と・・・キスしてなかった?」

さりげなく雅は聞いた。

少し重い空気。

しばらく沈黙が続いたとき隼人がこたえた。

「何いってんだよ!俺が雅以外の奴とキスなんかするわけねぇじゃん!」