次の日もその次の日も隼人は雅を家まで迎えにきては帰りは家まで送っていった。
「ねぇ隼人。毎日毎日雅、送り迎えしてて疲れるでしょ?だから明日からは来なくてもいいよ?学校でも会えるし」
自転車に乗りながら雅は言った。
隼人の答えはすぐに返ってきた。
「やだね。俺は少しでも長く雅といてぇんだよ。だから雅には俺のワガママに付き合ってもらいたいんだよ。雅は・・・嫌か?」
隼人はたまに恥ずかしいくらいの嬉しい言葉をさらりと言う。
雅はそんな隼人が大好きなんだよ。
「・・・嫌なわけないじゃん」
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