「何か屋上っていい!気持ちいいね!」 伸びをしながら雅は言った。 「そうだろ?俺のお気にの場所!雅だけは連れて来たかったんだよな」 隼人も軽く伸びをしながら答えた。 「そっか~ってえ?何で雅だけなの?」 驚いた感じで雅は言った。 「一度しか言わねぇからちゃんと聞いとけよ?」 真剣な顔で隼人は雅の側に寄った。