友くんは 小さい頃から 仲良くて 何時も一緒に 居るのが当たり前だった存在。 「涙希、 何回、腕を傷つけた?」 腕? 傷? 初めて見るように 自分のリスカの跡を見た。 「さぁ。 分かんない……。」 そう。 分かんない。 いくら 傷つけたって どれも 同じに感じるから。 「どれだけ 悩んだ?」 悩んだ? 「さぁ。 分かんない。」 全て 分かんない。