『隣』

そぅ思ってぃた舞の所に,夏美がゃって来た。


「ぃぃ感じじゃん!!何話してたの〜？」

夏美が舞の肩に手をゃって囁ぃた。

「なっ夏美っ!!」

舞はさっきの駿の言葉を思ぃ出し,驚ぃて言った。

「何ょ!!そんなに驚ぃて。」

「ぅぅん。何でもなぃっ!!」





（ぁ−。両想ぃかぁ。‥幸せになってね。夏美っ!!）

そぅ思ぅと,顔がっぃ,にゃけてしまぅ。

「もぉ‥本当に何？」

と,夏美はぶっぶっ言ぃながら,舞の隣に座った。









「‥ぉぃっ!!舞…ちょっと。」

さっきまで啓斗と話してぃた駿が舞を呼んだ。

「駿っ!!どぅしたの？…顔色悪ぃょ？‥大丈夫？」

そぅ言って,心配そぅに駿の顔を覗き込む舞の手を,駿が掴んだ。そして,そのまま駿は店の外に舞を連れてぃった。









「‥貴晴が,試合で怪我して,ぁばら折ったらしぃ。」

深刻な顔をしながら駿が言った。



「ぇっ!?本当？‥貴晴…大丈夫なの？」

「ぁぁ。一応,大丈夫らしいけど‥決勝には出られなぃって…。んで,貴晴の奴,少し荒れてるらしくて‥。俺,啓斗と,ちょっとそこの公衆電話で話してくるゎ!!だから,ちょっとこの札,小銭に両替してきてもらえね−かな!?‥それと,今村も事情話して連れて来て欲しぃんだけど。」


「‥ぅん。ゎかった。夏美に話してくるね!!」

「ぉぅ!!ごめんな。」





（‥夏美に何て話せば良いんだろぅ。せっかく,幸せな二人を想像してたのに‥。）

舞はそぅ思いながら,店で両替をしてもらぃ,それを両手に抱えて,夏美の所に戻った。