「適当に座ってて。何か飲み物持ってくる。」

駿の家に着くと駿がすぐそぅ言った。



駿の家には夏美達とょく遊びに来てぃたが,二人きりは今日が初めて。


改めて駿の部屋を見渡す。壁には何一つ飾られてぃなぃシンプルな部屋。無造作に置かれてぃる服も,駿の好きなインディーズのCDも‥駿の部屋の全てが,駿でぃっぱぃだった。



ベッドにもたれて,舞は机の前に座った。



「ょっと,はぃジュース。」

両手にジュースのボトルとグラスを持って来た駿が言った。

「ぁっ,ぁりがと。」

そぅ言って舞はグラスを受け取り,ジュースを口に含む。




「…音楽流すな。」

舞が置いたグラスと机とが少し触れ,カチャッと音が鳴った時に駿が言った。

そぅ言って駿が流した曲は舞の大好きな曲だった。








「ぁっ,駿の小学校の卒アルみたぃっ。」


「あぁ,ぃ−ょ。はぃっ。」









「…可愛ぃね。ちっこぃ!!」

そぅ言ってページをめくってぃく舞。
何ページかめくった所で写真が一枚落ちた。



“…ぁっ!!それ見んなっ!!”


ぃきなり声をぁらげる駿。
その声を聞き終ゎる前に舞は写真を表にした。










「‥これ…。」

そこには舞と夏美が笑顔で写ってぃる写真がぁった。








「‥俺,ずっと好きだったから…貴晴と一緒に遠足の写真,中山に原像して貰ったんだょ。‥って気持ち悪ぃょな。」


舞は返事もせずに,下を向ぃてぃる。


「‥ぉぃっ,ごめんって。なぁ…!!」

駿が舞の顔を上げさせる。




「ぉまっ…。」

顔を上げた舞の目からは涙が流れてぃた。






「‥駿っ,ぅち…嬉しぃ。すご‥く嬉しぃ。」





「もぉ…泣くなょ。」



「だっ‥て…。」