「ぉぃ何だょ−。こんなに盛り上がって!!」


と駿が教室に入って来た。



「貴晴と夏美が付き合ってるんだと−!!!」


クラスの皆の中から声がとぶ。









「あぁ。‥ってか俺も舞と付き合ぅ事になったぜ〜!!」


皆の騒ぎ声ょりももっと大きく駿が叫んだ。





「…ばっ,ばかぁ〜!!!」



“ガタガタンッ!!”


突然の発表に舞は驚き,勢ぃょく机を倒してしまった。
その瞬間“嫌〜!!ギャー!!”と教室の声がょり一層大きくなった。




そこへ『川村健児先生』“通称:ボス”が入って来て,騒ぐ皆に一喝!!!


「ぉぃ,ぉ前ら−!!外まで声響ぃてんぞ−!!!貴晴と夏美,駿と舞がラブラブなのは分かったから早く席に着け〜!!」


さらにデカイ声で叫ぶ。






「…先生が1番ぅるさぃょぉ。」


まさかこんな事態になるなんて思ぃもょらなかった舞は,夏美達ょりももっと身体中赤くして倒れた机を戻した。

席に着いた皆も興奮が冷めず,隣の友達とひそひそと話してぃる。そんな皆にぉかまぃなしにボスは朝のホームルームを始めた。













それからの舞と夏美の一日は大変だった。休み時間になる度に皆の質問責め。他のクラスからも噂を聞きっけてゃって来る人も居る。

“…平穏な毎日がぁ―”


そぅ思い駿をきっと睨みっけるが駿は全く気付かなぃ。啓斗達と楽しそうにじゃれぁってぃる。

舞は仕方なく当たり障りのなぃ答ぇを選び出し質問に答ぇてぃった。




皆一通り話を聞き終ゎると「ぉめでと〜。」と言ぃ残し,ぞろぞろと舞の席から離れてぃく。










…だから舞は気付かなかった。ずっと舞の事を横目で睨みっけてぃる優花の事を…。