『隣』

「ぉはょ−舞。」


教室に着くとすぐ夏美が舞の所に来た。


「ぉはょ〜。ぁっ,そぅぃぇば貴晴,今日から来るんだっけ？」


「ぅんっ。そぅなんだ!!!だから,楽しみで楽しみで−」


満面の笑顔を身体全体で表す夏美。


「本当良かったね−。結構早く来れて。」


「ぅんっ!!‥ぁっ貴晴だぁ!!!」


教室のドアに立っ貴晴を夏美が見っけ,叫んだ。その声を聞き,皆も夏美の視線の先に目をゃる。



「ぉ−ぃ。ぉ前くたばったんじゃね〜のかょ!?」


啓斗が貴晴をからかぃながら言った。


「ちげ−し。もぉ復活しました!!……こなぃだはぁりがとな啓斗っ。」


皆に大声で叫んだ後,貴晴が啓斗に小声で囁ぃた。




「もぉ貴晴くん,大丈夫なのぉ〜!?」


貴晴ファンの女の子達が特に甘ぃ声で話しかける。





「ちょっとちょっと!!!」


その輪に割り込む夏美。










「貴晴はぅちの彼氏なんだから誘惑しなぃでょ〜!!…ぁっ!!!」


一瞬教室がシーンっと静まり返った。













「ぉめでと−!!ゃっと捕まえたなぁ貴晴!!」


啓斗がその場の空気を打ち消すょぅに叫んだ。

その声と同時に,教室中にキャーと叫ぶ声ゃ二人を茶化す声,“何で−!!?”と残念がる声などが一斉に響き渡る。


そんな中,貴晴と夏美の二人は耳まで真っ赤になって硬直してぃた。

…その所に‥