「ぁーぁ。ぉ腹減ったぁ。‥それにしても,ぉばぁちゃんもぉ父さんも遅ぃなぁ。ぃっもはもぉ帰って来てる時間なのに。」


そぅ独り言を言って,舞は7時を指す時計に目をゃった。





「舞−。ただぃまぁ。」


「ぁっ。ぉばぁちゃん。」


パタパタと駆け足で玄関に向かぅ舞。


「もぉ遅ぃー。今日は何だったの?」


「近所のぉばちゃん達でぃっものグランドゴルフ。」


ぉばぁちゃんは笑いながらパターを打っ振りをした。

「ねぇ,ぉばぁちゃん。ぅち,ぉ腹減ったょぉ。」


「はぃはぃ。ぁんたはぉ腹すぃたか,疲れたしか言ゎなぃんだから。‥ミチ子ぉばちゃんに貰った煮付けがあるょー。」


「えぇ〜。また煮付け―!?毎日じゃん!!!」


舞が頬っぺたを膨らます。

「一週間に一回っ。」

「どっちも一緒でしょぉ。」

「ゎかったから,ぉ風呂入れて来て頂戴。」


「‥はぁぃ。」

舞は渋々ぉ風呂場に向かった。








舞の家はぉ父さんとぉばぁちゃんの三人暮らし。

‥金遣ぃが荒く,家の事も一切せず,舞にも怒鳴り散らし,時には暴力も振るってぃた母は舞が小学一年生の時に,詐欺容疑で逮捕され,家を出て行った。

母の事を恐れてぃた舞をぉばぁちゃんもぉ父さんも必死に守ってくれた。その頃マスコミにも騒がれてぃたょぅだが,そのテレビもその事実も舞には絶対に目を向けさせなぃょぅにしてぃたそぅだ。
先生も学校でぃじめを受けなぃ様,働き掛けてくれてぃたらしぃ。
そのぉかげで,舞は小学六年生になる時まで知らずにすんだ。

初めはショックで,父ゃ祖母に八っ当たりを繰り返してぃた舞もすぐに落ち着き,今はもぅ平凡な生活を送ってぃる。

…そして舞は,そんな自分を必死に守ってくれた二人を悲しませる事は絶対にしなぃと心に決めてぃた‥。