「‥でも,本当に良かった…。」


真剣な顔をして,舞に話す夏美。


「‥ぅん。本当に夏美のぉかげだょ。ぁりがとぅ。」


「何言ってんの!!ぅちこそ,駿と舞のぉかげで,貴晴と付き合ぇたんだからさっ。本当に感謝してる。また今度,4人で遊びにでも行こ―っ!!」


「ぅん!!」


「ってか明日休みなんだから,駿の事誘ぃなょ―。」


夏美が,ん―っと背伸びをしながら舞に言った。


「‥もぉ行く事なった!!」

舞がピースをしながら夏美に言ぅ。


「早っ。もぉ,何から何まで早ぃんだから。」


夏美は伸ばしてぃた身体を勢い良く戻して,舞に言った。


「へへっ。」


舞は笑って夏美にぉどけてみせた。



「まぁ‥舞が元気になって良かった。じゃぁ明日は楽しんでくるんだょ。」


「ぅんっ!!」



「じゃぁ,ぅちそろそろ帰るゎ。また学校でね。」


「夏美…本当に今日は,ゎざゎざ来てくれてぁりがと。凄く嬉しかったょっ。」

玄関の所で靴を履く夏美に舞は言った。


「当たり前でしょっ!?あたしを誰だと思ってるの?世界一思いやりのぁる女だょっ。」


夏美がニカッと笑ぅ。


「ぅぇ−。‥じゃぁ本当に今日はぁりがと。」


「はぁぃ。じゃぁ舞,明日は本当に思春期街道つっぱしってくるんだょ。」



「はぁ何それ−。まじぅけるんだけど。ってか夏美もじゃんっ。ぁっ,でも貴晴はシャイゃから夏美が襲っちゃぅ方ゃね。」


「ばかっ。じゃぁ‥またね。ばぃば―ぃ。」


「ぅん。ばぃばぃ。」


夏美は自転車に跨がり,もと来た道を帰って行った。





舞は夏美が本当に心配してくれてぃたことを知ってぃた。舞が落ち込んでぃると,ぃっも一番に駆け付けてくれる。からかぃながらも真剣に話を聴ぃてくれ,舞を支えてくれる。
舞はそんな夏美が帰る姿を,夏美が見えなくなるまでずっと見送ってぃた。