「ま−ぃ。」

後ろから駿が呼ぶ。













「な−に,すねてんだょ。」




「‥別に。」











「…ゎるかったって。」









舞がくるんっと駿の方に顔を向けた。

「な−に,心配してんの!?冗談だょっ。」





「ぉまっ。ふざけんなっ!!」
駿は顔を真っ赤にして,舞に言った。











「‥でもさぁ,駿。」

「ん?」




「‥ぅち,ぁんな真剣な駿,知らなかったょ。…ぅちらさぁ,結構一緒に居て,駿の性格とか,色々分かってたっもりでぃたけど,まだまだ知らなぃ事,ぃっぱぃ有るんだな〜って思って。」















「‥そんなのゎ俺も一緒だょ。…こ―んな泣き虫な舞も,一途な舞も,抱きしめた時も‥ちっちゃくって,ぁったかくって…ぁ〜,女の子なんだなって思った。」


そぅ,真面目な顔をして話す駿。舞はそんな駿を見て,急に恥ずかしくなった。


「女の子だもんっ。当たり前でしょっ!!」


「…そぉゃって,照れ隠しで,茶化す所は知ってたけどなっ。」

そぅ言って駿は,くしゃっと笑った。