「ぁ〜,学校行きたくなぃなぁ。」

そぅ思いながらも,足は勝手に教室に向かってぃる。




(駿の前で,上手く,ぃっも通りの“友達役”を演じる事が出来るのかな‥。)








教室に入ると,まだ駿の姿は無ぃ。ホッとして自分の席に着こぅとした時,舞は優花に呼び止められた。

「舞,‥ちょっと良ぃ?」




「‥ぅん。」

舞は何だろぅと思ぃっっも,廊下に出てぃった。








「…昨日さぁ,舞,ずっと駿君と一緒に居たでしょぉ?何話してたのかな〜って思って。」


(何で,そんな事を優花に話さなぃとぃけなぃの…。)
舞は思った。


「別に何も‥。」

舞には珍しく,不機嫌な声が出た。





「‥そっかぁ。ぁのさぁ,もぅ,駿君とは話さなぃでくれなぃ?舞が駿君のこと好きじゃなぃなら。」

舞は目頭が熱くなった。




(もぅ,二人は両想ぃなんだから,ぅちにかまゎなぃでょっ!!もぅ,ほっとぃて!!)


「ぃぃょ。別に駿の事なんて,好きじゃなぃから。」

舞は素っ気なく優花に言った。






「本当?私,ずっと駿君の事が好きだったから。…それに私,昨日駿君と付き合うことになったの。舞〜,約束ねっ。」

そぅ勝手な事だけ言って,優花は教室に帰ってぃった。









“好きじゃなぃ”

自分で言った言葉が,頭の中で何度も何度もリピートされてぃた。