公衆電話の所に行くと,既に,駿は自分と啓斗が持ってぃた,ぁりったけの小銭を,っぎっぎに入れて,貴晴と話してぃた。





(‥情にぁっくって,親友想ぃで…口悪くて,不器用だけど,本当は誰ょりも優しぃんだょね?…ぅちにだけ見せてくれる優しさなら良いのに‥。)

公衆電話に向かって真剣に話しをしてぃる駿を見て,舞はまた,泣き出しそぅになった。本当に自分の気持ちが押さえられなくなってぃた。










(駿っ‥駿…好きだょ。)








公衆電話の外にぃる,舞と夏美に気付ぃた啓斗がドアを開けた。

「じゃぁ‥俺,そろそろ皆のとこ戻るゎっ!!」

啓斗がさりげなく気を使ってくれて,その場は三人だけになった。


「…ぁっ,ぅん‥ぅん。ちょっと貴晴…今村に代わるな。」

そぅ言って駿が夏美に受話器を渡す。

「ぇっ‥。」


「ぃぃから。ゅっくり話せっ…。」

そぅ言って,駿は舞から小銭を受け取ると,それを電話の上に置き,夏美の肩をポンッと叩ぃた。


「‥ぅん。ぁりがと。…もしもし‥貴晴…?」