「また会ったね~。やっぱ運命か?
てか、友達?俺、朔夜。よろしく!」


相変わらずの軽い自己紹介…

すると成美が立ち上がって


「あんたでしょ?瞳達の事、邪魔したって奴。何様のつもり?瞳にひどいことしといて、ヘラヘラと。」


そう言って朔夜くんを睨む成美・・・

成美・・・私がそういうふうに言えないから、そうやってガツンと言ってくれると何だかスッとするよ・・・。ありがと…。


「おぉ~、めっちゃ威勢のいいお友達だねぇ~。ていうか、この後時間ない?」


「何で?・・・・」


「いや、その・・・色々と謝らないといけないから・・・。あと話、あってさ…。」



さっきに比べて、少し俯いて落ち込んだようすの朔夜くん・・・


朔夜くん…反省してるんだ…。。


…でも・・・孝幸には何か言われても、相手にしなくていいって言われたしな…


どうしよ・・・


私が悩むと、朔夜くんは・・・


「そりゃそうだよな…。俺、ひどい事して、警戒されるなんて当たり前だよな…
・・・実は、麻里絵に会ってほしいんだ…」


え?麻里絵ちゃんに?


「麻里絵ちゃん…こっちに来てるの?」


「あぁ…。俺ら…婚約してるからさ…、会いに来たんだ。それで、俺1人じゃあまたケンカになるから、瞳に…」



そういう事かぁ…。。

なら、大丈夫かな…。。私も麻里絵ちゃんとまた話したいし。