「瞳~、俺さぁ~、別にもう瞳をあいつから奪ってやりたいとかどうでもいいんだ。」



「じゃあ、どうしてこうゆう事するの?
朔夜くんっ。」




今の状況になる1時間前・・・・




――――――――……………


私は真子と成美と、3人で駅前のファミレスでお茶しながら話していた。


あの朔夜くん事件の事を・・・・


成美が気になってたらしくて。


「何それ!最低ッ!その朔夜って男!」


「麻里絵ちゃんの事もあって、一度は孝幸さんと瞳、離ればなれになっちゃったよね…。」


真子が思い出すように言った。。


「でも、また孝幸さんだっけ?戻ってきてくれたんでしょ?すごいね…瞳の彼氏さんは…。2人の想いはずっと繋がってだって事でしょ?」


「うん・・・。私はずっと孝幸だけだったし。だから、あの事があってからよりお互いの事を信じるようになったの。」


そう、私はずっと孝幸を信じる・・・。

たとえ、私達を引き裂こうとする人が現れても・・・。




と、その時だった。。




「瞳だ。」




私達の席の前に立っていたのは、



「朔夜くん………。」