「誰だったの?瞳の知り合い?結構カッコ良くなかった?」 何も知らない成美が、聞いてきた。 私はあんまり会いたくなかった人だったし、いい思い出がない。だから、 「ちょっとね。さっ、ご飯食べよ~。 あ、パスタがいいね~♪」 軽く受け流しておいた…そのついでに、あまり気にしない事にした。 その後は、楽しい時間を過ごした。 だけど、まさかまた、朔夜くんと関わることになるなんて、思いもしなかった。