「うん。梓チャンとお腹の赤ちゃんと3人でお話してた。ね…あずさちゃ・・あ。」



「クス。。寝ちゃってる。かわい。」



そう言って梓チャンの可愛いホッペをつついたタケさん。。


何だかんだ言って、お父さんみたいな顔になってるし・・・。


そして、梓チャンを挟んで川の字で布団に入る。



「タケさん。」


「ん~?」


「子どもっていいね。」


「だな。」


「可愛いし。」


「うん。」


「あったかいし。」


「うん。」


「私、もし本当に梓チャンがタケさんの子どもでも、全然嫌な気持ちしないなぁ。」


「ちな・・・ありがとな。」


「本当に本当だったら、浮気だけどね」


「う゛・・・」


「おやすみ。・・・パパ。」


「ちなぁ……。。おやすみ。」



――チュッ



毎晩必ず、タケさんは私におやすみのキスをする。



いくらケンカして、私が先に寝ちゃっても必ず。



でも、今夜は梓チャンにもしてたね?



~*ちなつsideおわり*~