「あの、とりあえず話を聞きません?
タケさんにも、この子にも。」



うう゛…さすが真子ちゃんだ。。

落ち着いて、“この子”と言った女の子の頭を撫でてる。



「そ、そうだな。」


「ちゃんとタケさんの話聞かなきゃね?ちな?」


「・・・うん。。」



戸惑った表情のちなが俺をみて、頷いた。

ちゃんと話さないとな、ちなにも、そのお腹にいる赤ん坊にもよくないからな。



俺の隣りにいる小さな女の子は、くりっとした可愛い目でニコニコしながら、俺をみていた。