「フフッ♪図星ぃ~♪」
パタッとうつ伏せのまま、枕に顔をうずめてしまった孝幸をからかってみる。。
いつも私だけヤキモチ妬いてたんじゃないんだよぉ~♪
「ねぇ②、ヤキモチ妬いてたでしょ?
・・・・ねぇ、孝幸っ。」
「・・・・」
さっきと逆パターンになってる。
孝幸も意外と、拗ねちゃうんだよね♪
私にだけだけどね?
「孝幸っ?…ごめんー。。ちょっとからかってみただけだよー?…っきゃ!」
枕に突っ伏してた孝幸にいきなり抱き締められた。
そしてニヤリと笑うと、
「俺をからかうなんて、いい度胸してるねぇ~、瞳ちゃん?」
ヤバい。
「ごめんね?孝幸がヤキモチなんてね?
どうしたら許してくれる?」
きっと、私みたいにキスで許してくれる…よね?
―――チュッ…
「キスだけじゃ足んないな…。。」
「んにゃ?…」
「つーことで、いただきます。」
「・・・ぁっ・・・」
むやみに、彼氏さんをからかうもんじゃないですね…。ははっ…。
ちょっと・・・孝幸…ぁんっ…////。。
―――あれ以来・・・
私のバイト生活というと……
「すみませーん、遅れちゃいました!」
「もー、瞳ちゃんやっと来た!ねぇ②、
駅前の新しいランジェリーショップ出来たの知ってる?」
「あー真っ白な建物の!」
「そう②、今度一緒に行かない?」
「え、いいんですか?行きたいです!」
「ぅん②♪行こ。やった決まりね♪」
「はい♪」
出会った頃より、仲良くなったんだ♪
・・・瑠美さんと♪
あの夜から、少しの間バイトを休んでた私に、瑠美さんから電話がかかってきたんだ。。
“ひどい事して…ごめんね”って。。
あと、
“瞳ちゃん達のおかげで、幸せな恋を見つける事ができたよ”って♪
それで、バイトにも復帰して瑠美さんと仲直りして。
キラキラした瑠美さんの笑顔が戻ったのも、嬉しい♪
あの悪魔みたいな怖い瑠美さんなんか、嘘だったみたいに、瑠美さんは変わったんだ。
変わった理由・・・もちろん、それは?
「何なに~??2人だけで~。僕も仲間に入れてよ♪」
「店長はだめ~。」
「そーですよ。女だけのデートですからね♪」
「そっか②、いいですよ~、孝幸くんとデートしますから。」
ぱっと見クールフェイスの店長が膨れると、何だか可愛い…。。
「瞳ちゃんとランジェリーショップに行くんですよ。店長恥ずかしいでしょ?
だからまた今度…2人で出掛けましょう?」
「…ぅん。。行こう!………やった♪」
顔をクシャクシャにして喜ぶ店長。。
「もぅ、店長ったらっ……////。。」
そう、瑠美さんは本当に、想い合える、大切な人を…見つけた。。
そんな瑠美さんは、
限りなく・・・天使のような、
笑顔に変わった。。
店長、瑠美さんと幸せな恋・・・
してくださいね?
孝幸、私ね、“孝幸に恋してた時は”って言ったけど、今だって、“恋してる”だよ?
恋するgirlは、永遠に、現在進行形なんだから。
恋する気持ちって、くすぐったいし、苦しいし、嬉しい、楽しい。。
人それぞれ。。恋する気持ちにも、個性があるんだね♪
新しい出会いのあった大学生初めての年も、残すことあと3分。。
「孝幸、何かやり残したことない?」
何でたろ。。1年が終わって新しい年に変わるってなると、どうしてか焦ってしまうんだよね…。。
毎年、最後の最後までそわそわしちゃうんだよ~。。
「出たな~、瞳の最後のあがき…。」
「だってー。。」
そんな事言ってると、テレビからは新しい年に向けてのカウントダウンが始まっていた!
ーー・・10秒前~!…9…8…
「ほら孝幸っ!変わっちゃう~っっ!」
まだあがくのをやめない私に孝幸は、
「やり残したこと・・・あっ・・・」
思いついた!?
「何??」
―――チュッ♪♪
『HAPPY~new~year~!!』
テレビから、年が明けて始めの挨拶が聞こえた。。
年が変わる瞬間、孝幸に唇を奪われていた私。。。
「孝幸?」
「瞳に1年分をまとめたキス、してなかったからな。」
「もぅ、何それ~!びっくりしたぁ。」
そう言ってウインクした孝幸に思わず、キュンとする。。
年の始めが胸キュンで始まったって事はいい年になりそうかな♪
今年も、孝幸と一緒にいられますように…。。
2人でたくさんの素敵な思い出ができますように。。
今年も・・・ううん。。これからも。。
年が明けて、孝幸はお仕事。。
てことで、お兄ちゃんと初詣♪
「あけましておめでとう♪今年もよろしくお願いします!お兄ちゃん!」
「おめでと…。。」
「お兄ちゃん?」
家に帰ったら、お兄ちゃんがふててる。
「瞳は、お兄ちゃんより孝幸がいいんだよね…。。昨日だって…。。」
やっぱりその事・・・。
お兄ちゃん、寂しがり屋なのはわかるけど。。
「もぅ、そんなわけないじゃん。2人とも同じくらい大切だし、大好きだよ?」
「ホントに?…」
「当たり前じゃん♪だから、機嫌直して一緒に初詣いこ!」
「行こう!…あっ!」
「ん??」
(*ちなつside*)
お久しぶりです♪
もうすぐ、ママちゃんになりますちなつです♪
去年はいろいろあったなぁ~。。
だって、赤ちゃんが私とタケさんのところに来てくれた嬉しい1年だった。
今年は、新しい家族がこの世に誕生するHAPPYな年。。
あ~、早く生まれてきて?私のbaby♪
「ちな~♪♪」
あ、瞳きた!そう、瞳達と初詣なんだ♪
「「あけましておめでとう―!!」」
「てか、瞳きれー!!いいね振袖!」
瞳は、綺麗な振袖だった。。
私も着たかったなぁ―。まっいっか、お腹おっきいしね?
「私普通でよかったのに、お兄ちゃんが着ていこって。。」
「ははっ。。だからテルさん女版なんだね?」
「へへぇ―。姉妹みたい?」
相変わらず瞳にべったりのテルさん。
こんな美人姉妹いたら、すごいよ。。
「相変わらずだな、テル。今年は妹離れしたほうがいいんじゃないか?」
「お―、凉に真子ちゃん♪」
新年早々、クールに登場!凉さん。。
そして、そっと凉さんの手を握る真子。
「ちな、その姿ももうじき見れなくなるね?」
神社までの道のりで真子が、ゆっくり歩く私にいった。
「まあね。あきるまで見といて!」
「OK♪写真も撮っといてあげるよ♪」
そんな冗談をいいながら、神社にお詣りした。
何をお願いしたかって?
今年もみんなで仲良くできますように!
それともちろん、
元気な赤ちゃんが生まれてきてくれますように!
ところで、何かお気づきですか?
ん?分かんない?
ほら!いつも私にべったりくっついてる体の大きい赤ちゃんみたいな!
うざい時があるけど、憎めないやつ♪
そう。私の旦那、タケさん。。
何故ここにいないかって?
実家に帰ってます。・・・タケさんが。
大晦日の前くらいから、ひどい風邪でダウンしてしまって。
それで、私にうつっちゃいけないって事で、タケさんのお母さんが実家に強制連行。
だから、私はタロウさんと大輝くんと、瞳がダーリンの所に行ってしまってふててるテルさん達と、お店で年越し♪
結構楽しかった♪
まっ、タケさんと私とこのお腹のなかの愛しのbabyの3人で年越しできなかったのはやっぱり、残念だったけどね?
今年の大晦日は、3人で年越ししようね?
~*ちなつsideおわり*~
お兄ちゃんのキラキラしたひらめきは、こういう事だったんだ…。
兄妹揃って、着物で初詣…。。
お兄ちゃん、だからって女版に変身しなくたって…。。
でも、せっかくお兄ちゃんに綺麗にしてもらって着物だし、って事で!
―――カシャッ☆
孝幸に写メ送っちゃった♪♪
そしたらね?電話してきてくれて、
「すげぇ…綺麗だよ。仕事中だけど、生を見に行きたいし。」
だって♪♪すっごく嬉しい☆☆
何か本気で仕事を抜けて見に来そうな勢いの孝幸をなだめて、お兄ちゃんと2人でちな達との待ち合わせ場所にいった。
お腹のおっきなちな。。
見るたびに、何だかたくましく見えるちなも、もうすぐ本当にお母さんになるんだね。
そして真子の手を引いて、凉さん。
この2人も、より仲良くなったようにみえるなぁ。。
「それにしても、2人はほんっとに、仲がいいよね。」
ちながたこ焼きを頬張りながら、私とお兄ちゃんをみて言う。
「テルさんって、もう瞳が恋人って感じですね。」
真子まで!
「瞳は俺と、ずっと一緒に居るんだよな!」
「私もお嫁に行くからね。」
「ダメぇーー!お兄ちゃん許さん!!」
こんな私達をみて、笑うちな達。。
凉さんまで・・・。
何だか今年も、妹離れしてもらえない気がします。
でも、こんな甘えん坊なお兄ちゃん、好きなんだよね。。
帰りにちなが、タケさんが帰ってきてるはずだから寄ってかないって。。
タケさんにもちゃんと新年のご挨拶しないとね!
ということで、そのままみんなでタケさん&ちなのお住まいへ☆
「タケさん、多分落ち込んでるわ。一緒に年越しも初詣もいけなかったから」
お店の横の二階への階段を上がりながら、ちなが言った。
ほんとに、あのちな熟愛のタケさんだからね。何か落ち込んでるタケさんが目に浮かぶっ。。
「あいつは、ほんと馬鹿だな。あんなのが父親になるんだからな。」
「そういうなよ~。タケだってあれでもちょっとはしっかりしたんじゃないか?確かに馬鹿だけど。」
ちょっと②、凉さんもお兄ちゃんもそこまで言わなくても!
ちなも何かめっちゃ頷いてるし。。
タケさんどんだけ~??
そして家の鍵を開けたちなが、
「あれ?タケさん~?」
ちなも私達も、きっとタケさんの事だから『ちなぁ~~会いたかったぁ~~☆』
とか言って出てくると思ってた…。
予想外の静まり返った家。。
「とりあえず、入って下さ~い。。」
ちなが、お腹を抱えながら先に家の奥へ入っていった。
そこに私達も、あとから入っていく。
すると、リビング続くドアを開けて立ち尽くすちながいた。。
「どうしたの、ちな?」
不思議に思い、私と真子がちなの視線の先を覗いた。
そして、私と真子も固まった。。