恋するgirl☆☆~②~




「フフッ♪図星ぃ~♪」



パタッとうつ伏せのまま、枕に顔をうずめてしまった孝幸をからかってみる。。


いつも私だけヤキモチ妬いてたんじゃないんだよぉ~♪



「ねぇ②、ヤキモチ妬いてたでしょ?
・・・・ねぇ、孝幸っ。」


「・・・・」



さっきと逆パターンになってる。
孝幸も意外と、拗ねちゃうんだよね♪
私にだけだけどね?



「孝幸っ?…ごめんー。。ちょっとからかってみただけだよー?…っきゃ!」



枕に突っ伏してた孝幸にいきなり抱き締められた。
そしてニヤリと笑うと、



「俺をからかうなんて、いい度胸してるねぇ~、瞳ちゃん?」



ヤバい。



「ごめんね?孝幸がヤキモチなんてね?
どうしたら許してくれる?」



きっと、私みたいにキスで許してくれる…よね?



―――チュッ…


「キスだけじゃ足んないな…。。」


「んにゃ?…」


「つーことで、いただきます。」


「・・・ぁっ・・・」



むやみに、彼氏さんをからかうもんじゃないですね…。ははっ…。


ちょっと・・・孝幸…ぁんっ…////。。






―――あれ以来・・・


私のバイト生活というと……



「すみませーん、遅れちゃいました!」


「もー、瞳ちゃんやっと来た!ねぇ②、
駅前の新しいランジェリーショップ出来たの知ってる?」


「あー真っ白な建物の!」


「そう②、今度一緒に行かない?」


「え、いいんですか?行きたいです!」


「ぅん②♪行こ。やった決まりね♪」


「はい♪」



出会った頃より、仲良くなったんだ♪

・・・瑠美さんと♪

あの夜から、少しの間バイトを休んでた私に、瑠美さんから電話がかかってきたんだ。。



“ひどい事して…ごめんね”って。。


あと、


“瞳ちゃん達のおかげで、幸せな恋を見つける事ができたよ”って♪



それで、バイトにも復帰して瑠美さんと仲直りして。






キラキラした瑠美さんの笑顔が戻ったのも、嬉しい♪


あの悪魔みたいな怖い瑠美さんなんか、嘘だったみたいに、瑠美さんは変わったんだ。


変わった理由・・・もちろん、それは?



「何なに~??2人だけで~。僕も仲間に入れてよ♪」


「店長はだめ~。」


「そーですよ。女だけのデートですからね♪」


「そっか②、いいですよ~、孝幸くんとデートしますから。」



ぱっと見クールフェイスの店長が膨れると、何だか可愛い…。。



「瞳ちゃんとランジェリーショップに行くんですよ。店長恥ずかしいでしょ?
だからまた今度…2人で出掛けましょう?」


「…ぅん。。行こう!………やった♪」



顔をクシャクシャにして喜ぶ店長。。



「もぅ、店長ったらっ……////。。」



そう、瑠美さんは本当に、想い合える、大切な人を…見つけた。。


そんな瑠美さんは、


限りなく・・・天使のような、


笑顔に変わった。。



店長、瑠美さんと幸せな恋・・・


してくださいね?




孝幸、私ね、“孝幸に恋してた時は”って言ったけど、今だって、“恋してる”だよ?



恋するgirlは、永遠に、現在進行形なんだから。



恋する気持ちって、くすぐったいし、苦しいし、嬉しい、楽しい。。



人それぞれ。。恋する気持ちにも、個性があるんだね♪





新しい出会いのあった大学生初めての年も、残すことあと3分。。



「孝幸、何かやり残したことない?」



何でたろ。。1年が終わって新しい年に変わるってなると、どうしてか焦ってしまうんだよね…。。


毎年、最後の最後までそわそわしちゃうんだよ~。。



「出たな~、瞳の最後のあがき…。」


「だってー。。」



そんな事言ってると、テレビからは新しい年に向けてのカウントダウンが始まっていた!



ーー・・10秒前~!…9…8…


「ほら孝幸っ!変わっちゃう~っっ!」


まだあがくのをやめない私に孝幸は、


「やり残したこと・・・あっ・・・」


思いついた!?


「何??」


―――チュッ♪♪


『HAPPY~new~year~!!』


テレビから、年が明けて始めの挨拶が聞こえた。。


年が変わる瞬間、孝幸に唇を奪われていた私。。。



「孝幸?」



「瞳に1年分をまとめたキス、してなかったからな。」


「もぅ、何それ~!びっくりしたぁ。」



そう言ってウインクした孝幸に思わず、キュンとする。。


年の始めが胸キュンで始まったって事はいい年になりそうかな♪


今年も、孝幸と一緒にいられますように…。。


2人でたくさんの素敵な思い出ができますように。。


今年も・・・ううん。。これからも。。







年が明けて、孝幸はお仕事。。


てことで、お兄ちゃんと初詣♪



「あけましておめでとう♪今年もよろしくお願いします!お兄ちゃん!」


「おめでと…。。」


「お兄ちゃん?」



家に帰ったら、お兄ちゃんがふててる。



「瞳は、お兄ちゃんより孝幸がいいんだよね…。。昨日だって…。。」



やっぱりその事・・・。

お兄ちゃん、寂しがり屋なのはわかるけど。。



「もぅ、そんなわけないじゃん。2人とも同じくらい大切だし、大好きだよ?」


「ホントに?…」


「当たり前じゃん♪だから、機嫌直して一緒に初詣いこ!」


「行こう!…あっ!」


「ん??」





(*ちなつside*)


お久しぶりです♪

もうすぐ、ママちゃんになりますちなつです♪


去年はいろいろあったなぁ~。。
だって、赤ちゃんが私とタケさんのところに来てくれた嬉しい1年だった。


今年は、新しい家族がこの世に誕生するHAPPYな年。。


あ~、早く生まれてきて?私のbaby♪



「ちな~♪♪」


あ、瞳きた!そう、瞳達と初詣なんだ♪



「「あけましておめでとう―!!」」


「てか、瞳きれー!!いいね振袖!」


瞳は、綺麗な振袖だった。。
私も着たかったなぁ―。まっいっか、お腹おっきいしね?


「私普通でよかったのに、お兄ちゃんが着ていこって。。」


「ははっ。。だからテルさん女版なんだね?」


「へへぇ―。姉妹みたい?」



相変わらず瞳にべったりのテルさん。
こんな美人姉妹いたら、すごいよ。。



「相変わらずだな、テル。今年は妹離れしたほうがいいんじゃないか?」


「お―、凉に真子ちゃん♪」



新年早々、クールに登場!凉さん。。
そして、そっと凉さんの手を握る真子。



「ちな、その姿ももうじき見れなくなるね?」



神社までの道のりで真子が、ゆっくり歩く私にいった。






「まあね。あきるまで見といて!」


「OK♪写真も撮っといてあげるよ♪」


そんな冗談をいいながら、神社にお詣りした。


何をお願いしたかって?


今年もみんなで仲良くできますように!


それともちろん、


元気な赤ちゃんが生まれてきてくれますように!




ところで、何かお気づきですか?


ん?分かんない?


ほら!いつも私にべったりくっついてる体の大きい赤ちゃんみたいな!


うざい時があるけど、憎めないやつ♪



そう。私の旦那、タケさん。。



何故ここにいないかって?



実家に帰ってます。・・・タケさんが。

大晦日の前くらいから、ひどい風邪でダウンしてしまって。

それで、私にうつっちゃいけないって事で、タケさんのお母さんが実家に強制連行。



だから、私はタロウさんと大輝くんと、瞳がダーリンの所に行ってしまってふててるテルさん達と、お店で年越し♪


結構楽しかった♪


まっ、タケさんと私とこのお腹のなかの愛しのbabyの3人で年越しできなかったのはやっぱり、残念だったけどね?



今年の大晦日は、3人で年越ししようね?



~*ちなつsideおわり*~





お兄ちゃんのキラキラしたひらめきは、こういう事だったんだ…。


兄妹揃って、着物で初詣…。。


お兄ちゃん、だからって女版に変身しなくたって…。。



でも、せっかくお兄ちゃんに綺麗にしてもらって着物だし、って事で!



―――カシャッ☆


孝幸に写メ送っちゃった♪♪


そしたらね?電話してきてくれて、



「すげぇ…綺麗だよ。仕事中だけど、生を見に行きたいし。」



だって♪♪すっごく嬉しい☆☆

何か本気で仕事を抜けて見に来そうな勢いの孝幸をなだめて、お兄ちゃんと2人でちな達との待ち合わせ場所にいった。



お腹のおっきなちな。。
見るたびに、何だかたくましく見えるちなも、もうすぐ本当にお母さんになるんだね。



そして真子の手を引いて、凉さん。
この2人も、より仲良くなったようにみえるなぁ。。



「それにしても、2人はほんっとに、仲がいいよね。」



ちながたこ焼きを頬張りながら、私とお兄ちゃんをみて言う。



「テルさんって、もう瞳が恋人って感じですね。」



真子まで!



「瞳は俺と、ずっと一緒に居るんだよな!」


「私もお嫁に行くからね。」


「ダメぇーー!お兄ちゃん許さん!!」



こんな私達をみて、笑うちな達。。
凉さんまで・・・。


何だか今年も、妹離れしてもらえない気がします。



でも、こんな甘えん坊なお兄ちゃん、好きなんだよね。。





帰りにちなが、タケさんが帰ってきてるはずだから寄ってかないって。。



タケさんにもちゃんと新年のご挨拶しないとね!



ということで、そのままみんなでタケさん&ちなのお住まいへ☆



「タケさん、多分落ち込んでるわ。一緒に年越しも初詣もいけなかったから」



お店の横の二階への階段を上がりながら、ちなが言った。


ほんとに、あのちな熟愛のタケさんだからね。何か落ち込んでるタケさんが目に浮かぶっ。。



「あいつは、ほんと馬鹿だな。あんなのが父親になるんだからな。」


「そういうなよ~。タケだってあれでもちょっとはしっかりしたんじゃないか?確かに馬鹿だけど。」



ちょっと②、凉さんもお兄ちゃんもそこまで言わなくても!


ちなも何かめっちゃ頷いてるし。。

タケさんどんだけ~??



そして家の鍵を開けたちなが、


「あれ?タケさん~?」


ちなも私達も、きっとタケさんの事だから『ちなぁ~~会いたかったぁ~~☆』
とか言って出てくると思ってた…。

予想外の静まり返った家。。



「とりあえず、入って下さ~い。。」



ちなが、お腹を抱えながら先に家の奥へ入っていった。


そこに私達も、あとから入っていく。


すると、リビング続くドアを開けて立ち尽くすちながいた。。



「どうしたの、ちな?」



不思議に思い、私と真子がちなの視線の先を覗いた。



そして、私と真子も固まった。。