教室に着いて、晃と離れ自分の席にいく。

入学式…遅刻しちゃったから、晃以外の人とはまだ話していない。

どうしようか迷っていると…


『あのぉ…お一人ですか?』

と、声を掛けられた。

前を見ると、茶髪でウェーブのかかった目の丸い可愛らしい女の子が立っていた。

「っあ、うん。今日入学式遅刻しちゃって、誰とも話してないんだ…″」

『そうなんですかぁ…。あ、あのいきなりなんですけど、お友達になってくれませんか??』