学校から帰って来ても、婚約の話が気になってご飯もあまり通らなかった。

リビングにいるのも嫌になって、部屋にある携帯にメールなど来てないか見にいくため戻ろうとした。

すると、玄関からチャイムが鳴った。

こんな遅くに誰だろうと思いながら、ドアを開けた。