すると親父が

『晃。そこへ座りなさい。』

俺は黙ったまま椅子に座った。


『実は、私が勤めている会社の社長にお前と同じ学校に通ってる女の子がいるんだ。その話をしている時に社長がいきなり娘達を結婚させようと言い出したんだ。その話はもちろん断ったんだが、社長とのその話をしている時に…娘さんが聞いてたんだよ。だから晃は婚約者なんていないんだ』

「つまり、高梨が勘違いしてるって事だよな??」

『あぁ。そうだよ』

親父は笑顔で言った。


ッホ☆良かったぁ☆


「じゃっ、話はそれだけだ♪」