「チョコ、くれんの?俺に。」

「なっ・・・そんなこと・・・」

「甘くないのがいい。」

「つくんないってば・・・」

   とんっ

壁に押し付けられる。

「素直になれば?」
「・・・~っっ///」


 どき・・・ん


ずるいよ。こんなの・・・。

「・・・・・・・」
「翔平・・・?」

「バ―――――カ」

・・・・・・・・へ?

「本気にした?バカじゃん。冗談だよ。」
「な・・・っ」
「あ、その顔は・・・」

本気にするに決まってるじゃん////


「・・・本気にするわけないでしょっっ!!」

   バタンっっ

私は、ドアを力強く閉めた。
そして走って逃げた。




「ったく・・・・・」