「奥様。お願いがあります」


「言ってごらんなさい悠生君」


「まだはっきり決まった訳ではありませんが
美菜さんは森の方の祖父の所に居てもらいたいと思ってます。
なので私と美菜さんの出入りを許可して下さい」


「悠生…」


香は少し考え


「分かりました。森に入れるのは三神会の数人とあなた達2人にします。
私もたまに行きますから自由に入って良いわよ」


「「ありがとうございます」」


「じゃあそろそろ戻っておやじ達の相手してくる」


と達哉が席を立つ


「じゃあ私も。お風呂入ってゆっくり休みなさいね。おやすみ」


「お母様有難う」

「有難うございました」




2人は部屋をでて静かな廊下を歩いていった…